前回は、嫌なゴキ〇〇対策について書きましたが、今回は、これについて教えてほしい!との要望がありましたのでまとめました。
今回の駆除対象は、「ムカデ」です。
名前を聞くだけで、嫌~!!という方も多いと思いますが、どう駆除すればいいのかは、よく分からない人も多いのではないでしょうか。
でも、赤ちゃんやペットがいると、強い駆除剤は使いたくないですよね・・・
そんな時は、赤ちゃんがいても使えるこのオイルがお勧めです!
それは・・・
ハッカ油!!
「ハッカ油で家に中のムカデを撃退できる」ということを知っていましたか?
殺虫剤とは違って、お家に赤ちゃんがいる場合でも思い切り使うことができる!それが、「ハッカ油を使ったムカデ撃退法」です。
ホントに??と思う人も多いと思いので、詳しくご説明します。
1.そもそも、ハッカ油はムカデ防除に効くのか?
「ハッカ油をまくと、ムカデがでなくなる」と言われてますが、これは紛れもない事実です。
これまで色々な駆除業者が「害虫防防除施行時」に薬剤と同じようにハッカ油を用いてきました。
2.ハッカ油がムカデ防除に効く理由
ハッカ油がムカデ防除に効果的な理由は、ムカデがハッカ油の「スッ」とする刺激臭をとても嫌うからです。
資格が未発達で嗅覚が発達してるムカデは、ハッカ油に含まれる「メントール」のツンとした匂いを嫌います。
*メントールとは、「ハッカ」「ミント」などに含まれている清涼感を出す元の成分です。
実は、ハッカ油に「ムカデを殺虫する効果」があるわけではありません。
ただムカデは、自分が嫌いな匂い(ハッカ油の香り)がする場所に寄り付かなくなり、ハッカ油をまくことで、そもそもムカデが家に寄り付かなくなるので、ムカデを殺して駆除する必要がなくなります。
ちなみにムカデは、メントールだけの「成分単体」では防除する事が出来ません。なので、「ハッカ」だけをまいても、思うような忌避効果が得られない可能性が高いです。
ハッカ油は、ムカデ以外の害虫も防除してくれます。
<ハッカ油を嫌う害虫>
・蚊
・ダニ
・アリ
・鉢
・カメムシ
・クモ
・ゲジゲジ
・ネズミ
ちなみにムカデは、ゴキブリを好んで食べるんだそうです。つまり、あなたの家にゴキブリが出没している場合には、ムカデの格好のエサとなって、ムカデの繁殖が助長される恐れがあります。
しかし、ハッカ油でゴキブリの出現や繁殖を防除できれば、ムカデの繁殖も侵入も防ぐことが可能となります。
ハッカ油は、まさに「万能な天然殺虫剤」なんです。
3.ハッカ油を使用すべきパターン
ぜひともハッカ油を使っていただきたいのは、”赤ちゃんがいるご家庭“や“皮膚の弱い方いらっしゃるご家庭”です。
殺虫剤の中には、私達が薬剤を吸い込んだり、皮膚に付着することで「中毒症状」や「皮膚炎」といった影響が及びうる製品もあるからです。
身体の発達が未熟な赤ちゃんがいるご家庭では、やはり、殺虫剤を使わずムカデを駆除するのが望ましいです。
ただ、「ハッカ油の使用は厳禁」となるパターンもあるので注意してください。
4.ハッカ油を使用すべきではないパターン
ご自宅に「ネコ」などの動物を飼っているというパターンです。
ネコの肝臓には、人間の肝臓に備わっている「グルクロン酸」という解毒物質が存在しないため、精油成分が肝臓に溜まって中毒症状が引き起こされる恐れがあるからです。
グルクロン酸を持たないネコは、ハッカ油だけではなく、ヒノキ精油やラベンダー精油など種類に関係なく、どのような精油に対しても耐性がありません。
そのため、ネコがハッカ油を吸い込んだり、舐めるなどで、ハッカ油が体内に入り込むと、肝臓に精油成分が蓄積して、肝機能障害が起こる可能性が高くなります。
*イヌではどうかというと、イヌもまた「ハッカ油の成分を完全に解毒できる十分な量のグルクロン酸がある」・・・と化学的は解明されていません。
ハムスターや小鳥などの小動物に対する影響も未知数です。
ここまでで、殺虫剤を使うよりは、天然100%のハッカ油を用いてムカデの防除を行った方が良いですよとまとめました。
次回は、ハッカ油を使用したムカデ撃退法についてまとめます!
また、こんな時、どんなオイルがお勧め?という質問がありましたら、
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